ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

MARIA CREUZA

kuiren

(BRAZIL)RCA-VICTOR/110.0004/MARIA CREUZA/LESSAO NOSTALGIA/1974/stereo

このマリア・クレウザというシンガーの名前の読み方はクレウザでいいんでしょうか?それともクレウーザでしょうか?よく判らないまま僕はクレウザで憶えてしまってそう読んでいますがクレウーザと読む向きもあるようです。最初にこのジャケットを見た時は若い時の夏木マリに似ているなと思った僕です。連想の対象が古色的なのは僕もそうだからでしょう。彼女はサンバカンソン(ゆったりとしたテンポで演奏されるサンバと言えばヨロシイのでしょうか?)を得意とすると言われているシンガーですが日本にも1974年と1979年とで2度来ています。ヤマハ音楽祭に出場のためでそれぞれ賞をもらったらしいですが, 1974年といえば未だ僕は東京で学生でしたが, あの日に帰りたいです。その来日時に六本木の“ピット・イン”でライブもあったそうですが今から思えば行きたかったですね。でも貧乏学生で行けませんでした。当時の僕には赤坂や六本木は別の世界に近かったです。彼女はジャケットで見るように南米美人で、こういう女性をボニータと表現すればいいのでしょうか(?)。本アルバムは彼女の楚々としたボーカルが感じられて心地よいです。まだ色気を全開にしていない頃のアルバムで、それを小出しにしているところが好感を持てます。彼女の声質はやや高く線が細いような部分もありそれが女性の弱さと儚さを演出しているように思えます。
本アルバムでの僕のお気に入りは, 出だしのA-1のPARA FALAR A VERDADEの朴訥とした歌い回しというかやや寂しげなボーカルがかなりのお気に入りです。A-5の5, DE CONVERSA EM CONVERSAも単語の端々にほのかな色気が感じられてたまらない曲です。ギター伴奏が印象的なB-2/COM ACUCAR COM AFETO, 本アルバムの中で一番アップテンポで歌われるB-5のPE DE VALSAや続くB-6のCOM QUE ROUPAも楽しく歌われています、こういう音楽を聴きながら現地の海岸べりの木陰で昼寝をしてみたいという気になります。

LADO-A
1, PARA FALAR A VERDADE
2, VUNGANCA
3, LUZ NEGRA--O SOL NASCERA
4, DUAS CONTAS
5, DE CONVERSA EM CONVERSA
6, NO MEIO DA FESTA
7, SESSAO NOSTALGIA
LADO-B
1, DESMAZELO
2, COM ACUCAR COM AFETO
3, NINGUEM ME AMA
4, O QUE TINHA DE SER
5, PE DE VALSA
6, COM QUE ROUPA
7, PRA DIZER ADEUS