ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Millie Vernon

kuiren

AUDIOPHILE RECORDS盤でMILLIE VERNONの“OLD SHOES”1983年録音・レコード重量125g

彼女の最初のアルバム、STORYVILLE盤“INTRODUCING”から30年ちかくを経て再び発表された彼女のアルバムです。このアルバムと30年前のアルバムとどこが違うのでしょうか。これはタイムマシーンに乗る事が出来るアルバムです。

私の感じでは違うシンガーを聴いているようなというか、もし26歳時の彼女の母親が出現して歌うとやはりこんな感じかなと思えるような感覚でした。26歳の時の前作と、53歳時の本アルバムでは彼女の声帯も変わってきているのでしょう。声質が少し太くなったように感じます。センスが良くて情感溢れる歌い回しは変わりません。本アルバムの最初の曲を聴いた時に時間の経過に気がつかず彼女が突然年取ったように感じますが、それは聴き手が浦島太郎になっているからでアルバムを全曲聴き終わる頃にはその時の変化にも慣れ、不思議なことにやはり同じシンガーだMILLIE VERNONだと納得できるでしょう。そして、その後には心地よい満たされ癒された気分になっている自分に気づくでしょう。録音も現代のもので非常に良く、バックのコンボ演奏も楽しめます。


パーソナルは, MILLIE VERNON(vo), GARRY DIAL(p), BRIAN TORFF(b), DUFFY JACKSON(ds) + DICK ZALUD(arr)

収録曲
A面
1, EVENIN'
2, HERE'S THAT RAINY DAY
3, KNOCK ME A KISS
4, LOVER MAN
5, DON'T WORRY 'BOUT ME
B面
1, SOMETHING TO REMEMBER YOU BY
2, WHO'S THAT KNOCKING AT MY HEART?
3, RAIN. RAIN
4, I CRIED FOR YOU
5, MY ONE AND ONLY LOVE