LYNN TAYLOR

GRAND AWARD/G.A. 33-367/LYNN TAYLOR/I SEE YOUR FACE BEFORE ME
この記事も書き直しですが、去年の5月にこのアルバムを記事にした時にはオリジナルではなく、再発盤?でしょうかそれもはっきりとしないアルバムの写真を載せていました。オリジナル盤とそのアルバムの違いはレコードの重量とセンターレーベルの色がオリジナル盤はえび茶色で再発盤かしらと思えるモノはその色が茶褐色という違いと、深溝が有るか無いかの違いでした。期待して入手したオリジナル盤の音質を期待してターンテーブルに載せてA-1のI SEE YOUR FACE BEFORE MEから聴き始めたのですが、彼女のボーカルがぽっかりと前に浮かび上がりいい感じと思ったのも束の間で、どこか怪しい音がします。特にSとかTHとかZの発音の時に普通ではありませんでした。そうなんです。これは僕が初めて遭遇した“風邪引き盤”だったんですね。今までに風邪引き盤に当たらなかったのも不思議かも知れませんが、当たりたくはない初体験にガッカリもしましたが、こういう体験もいつかはするもんだろうなと受けとめていました。そんなに重症ではなく軽い風邪引き盤のようですが、気持ちよく鑑賞できる範囲は超えています。それからプリアンプをいじったりしましたが効果はありません。それでモノラル針で聴いていたのをステレオ針で聴いてみました。そうすると気になる余計な音が抑えられ何とか聴ける再生音になりました。理由はよく分かりませんがステレオ針の接地面がモノラルより小さい為に余計な音を拾わないのではと想像しているのですが、どうなんでしょうか?風邪引き盤でないオリジナルを聴いた事がないので違いの度合いが判らないのですが、再発盤?を聴いてもマスターテープのヒスノイズが同じ部分で入りますしSとかTHとかZの発音はやはり少し強調されて聴こえますので、ステレオ針での再生で我慢することにします。本アルバムでの風邪引き盤の応急的聴き方でしたが、どの風邪引き盤にも使える手法ではないと思いますし盤それぞれで風邪引きの症状が違うと思います。が試してみる価値はあると思うのですが重症の風邪引き盤には役に立たないんでしょうね。


*以下、以前の記事です。
Grrand Award盤でLynn Taylorの“ I See Your Face Before Me”1957年NYにての録音です。彼女のアルバムはこれ以外にはCORAL盤があるようですが4曲が収録されているだけのようで、全アルバムを歌っているのは本アルバムだけのようです。彼女の事は少し調べたのですが判りません。ただ彼女の歌は素晴らしいです。声は可愛いというか可憐なのですが甘えた感じでもなく暖かみがあってみずみずしさを感じます。本格的アルバムがこれ一枚というのが本当に残念です。お勧めの一枚です。
パーソナルは、Lynn Talor(vo), Buddy Weed(p), Billy Butterfield(tp), Bob Alexander(tb), Stanley Webb(fl), Barry Galbraith(g), Arnold Fishkind(b), Johnny Cressi(ds)
収録曲は
A面が
1. I See Your Face Before Me
2. Then I´ll Be Tired Of You
3. It´s All Yours
4. Haunted Heart
5. By Myself
6. You And I Know
B面が
1. Thief In The Night
2. High And Low
3. Beautiful Dreamer
4. Oh But I Do
5. Something To Remember Yo
6. Wandering Heart