澄んだ瑞々しさのELSIE BIANCHI

(独)SABA/SB 15069 ST/ELSIE BIANCHI/THE SWEETEST SOUND/
今晩のアルバムの事は以前の書き直しです。というのも独SABA盤を聴くようになってからM&M盤と比べるとベールを一枚剥いだようなクリアーな音に聴き入ることになりました。ですからM&M盤はそのうち手放すことでしょう。
彼女エルジー ビアンキはスイス出身でアメリカのクラブでも活躍したとか聞きますが, ドイツを主として活動していたらしいです。ピアノ・アコーディオンが弾け、そのピアノタッチは気持ちの良いパーカッシヴなサウンドです。本アルバムでのビアンキの弾き語りは澄んだ瑞々しさを感じさせ加えてカラッと明確でさらに心地よい感じです。歌うというよりも軽くスイングしながら気負いなく語るようなボーカルが魅力です。本アルバムの曲はどれも聴けますがA-1のTEACH ME TONIGHTの乗りが良くて出だしの曲にぴったりです。A-5の“The Shadows Of Paris“”は哀愁を感じさせますしB-1の“The Sweetest Sound”の美しく耳に響く曲も良しです。A-3の“little bird”はピアノ・トリオのみの演奏です。ボサノバの名曲B-3のMEDITATIONも軽快でいいですよね。彼女のピアノは難しい技巧なしにサラッと単純軽快にスイングしているように聴こえますが, これが彼女の持ち味なんでしょうね。また, このジャケット写真も詳しい種類は分かりませんが百合の花のようです。



パーソナルは, Elsie Bianchi(p,vo), Siro Bianchi(b), Charly Antolini(drs)
収録曲/A面/1, Teach Me Tonight/2, Fallin' In Love/3, Little Bird/4, A Sleepin' Bee/5, The Shadows Of Paris/6, Fiddler On The Roof/B面/1, The Sweetest Sound/2, Spring Can Really Hang You Up The Most/3, Meditation/4, Why Did I Choose You/5, Little Blues/6, Guess Who I Saw Today