Irene Kral

オリジナルはCHOICE CRS盤ですがこれは国内再発盤トリオでIRENE KRALの“WHERE IS LOVE?”1974年録音です。
彼女は1932年のイリノイ州シカゴの生まれ。ジャッキー&ロイのロイ・クラールの妹です。ハイ・スクール時代にはピアノとクラリネットを演奏していたとあります。48年にジェイ・バークハート楽団に加入しウディハーマン、チャビージャクソンを経て、コーラスグループのタトルテイルズに参加した後に、55年にソロ歌手として独立しました。また57年から58年までメイナード・ファーガソン楽団でも歌い、スタンケントン、ハーブポメロイ楽団にも参加したらしいです。62年にはシェリー・マンのコンボで歌ったが64年からの10年間をカリフォルニアに移り引退同然だったが、74年にアラン・ブロードベントと組んでカムバックし、レコーディングしたのが本アルバムのです。76年トランペッターのジョーバーネットと離婚、77年には初来日しています。
彼女の歌は音程に抑揚をあまり付け加えず少しだけ鼻にかかった声が自然な感じです。癒し系ボーカリストとでも言うのでしょうか。残念ながら78年に乳癌のために他界しました。
本アルバムのパーソナルはIrene Kral(vo), Alan Broadbent(p)だけとなっていますがその調和が素敵です。伴奏がピアノだけというのは妙に落ち着きます。
収録曲は
1,I Like You, You're Nice
2,When I Look In Your Eyes
3,A Time For Love
4,Love Came On Stealthy Fingers
5,Never Let Me Go
6,Spring Can Really Hang You Up The Most
7,Lucky To Be Me
8,Where Is Love
9,don't Look Back