MARTHA RAYE

DISCOVERY/DL-3010/MARTHA RAYE/THE VOICE OF MARTHA RAYE/10inch
今日で三日間続けて“R”のシンガーとなりました。特に意図しているわけでもなく偶然なのですが続く時もあるんですね。このマーサ・レイというシンガーはコメディー女優でもありました。結婚を7回したという恋多き女性だったようですが、最後の結婚は彼女が75歳でお相手の男性が42歳という組み合わせだったそうで(ん”~凄過ぎる)。気の毒なことにこの男性は結婚3年後の’94年に亡くなったそうです。本業の彼女の話に戻ってビング・クロスビー主演の映画“RHYTHEM ON THE RANGE”が彼女の初の映画出演だそうで、この映画で彼女は一気に世に知られるようになったわけです。コメディ女優とかニックネームが“BIG MOUTH”とか言われたらしいのですが、演技力はあったのだろうと想像します。そういう演技力と後々に発揮する多くの結婚への冷めぬ情熱がボーカルに表現されないはずはありません。 と期待して本アルバムを聴いたのですが最初のA-1のTHE BOY NEXT DOORを聴くと伴奏が時代を感じさせるアレンジでちょっと肩透かしを喰らいましたが、A-2のAFTER YOU'VE GONEではやや高い声ですが落ち着いて聴けました。スキャットだけのA-3 LOTUS LANDは幻想的な聴き味です。B-1のMISS OTIS REGRETSとB-2のLIFE'S ONLY JOYが本アルバムでの聴きどころではないでしょうか。見知らぬ前オーナーもこの2曲部分を一番聴いていたようで傷みが他の部分より少し多い気がします。という印象でB-2のLIFE'S ONLY JOYが僕にとっては一番の佳曲ではないかと思います。最後のB-3のOOH, Dr.KINSEY!では演技そのままに語り口が上手いと感じられます。
PHIL MOOREによるオーケストラ伴奏
A面
1, THE BOY NEXT DOOR
2, AFTER YOU'VE GONE
3, LOTUS LAND
B面
1, MISS OTIS REGRETS
2, LIFE'S ONLY JOY
3, OOH, Dr.KINSEY!