FIFI BARTON

ACE/LP1009/FIFI BARTON/ONE IS A LONELY NUMBER/1960/
このACEレコードというレーベルはミシシッピ州にある(今もあるかは不明)マイナーなレーベルで制作アルバムは百枚足らずだったようです。FIFIというシンガーの生年は分かりませんが父親はピアニストであり作曲家でもあったそうで、彼女の育った環境は音楽に包まれたものであった事は想像できます。彼女はティーンの時にジュニア・メトロポリタン・オペラ賞を受賞し, ジュリアード音楽学院へスカラシップとして学ぶ事に選ばれました。音楽院でオペラを学んでいる時にポップやジャズに目覚め、その後ポップ・シンガーの道を選ぶことになったようです。彼女はジャズ・シンガーではありませんが基礎がしっかりとした歌い手でそのボーカルは力強く芯がある歌い回しを聴かせてくれます。このアルバムではスタンダードも歌っていてBUT NOT FOR MEやTHAT OLD FEELINGではジャズ・テイストが感じられます。またWHO'S SORRY NOWあたりのポップ曲も軽快に歌っておりそれぞれが僕のお気に入りです。このアルバムはあまり見かけません, 先日某オークションで一度見かけましたが、特別にレアというわけでもないアルバムと思いますが, 流通枚数が少ないのではと思います。ジャケットが変わっていてシューズを脱いで裸足でイスに腰掛けているポーズは珍しいのではと思っています。その裸足と彼女の押し出しの強そうな表情が印象に残るジャケットです。彼女のアルバムとしてはハッキリとは分かりませんがこのアルバム一枚限りかも知れません。
WADE DENNINGのアレンジ指揮によるオーケストラ伴奏
収録曲/ A面/ ONE IS A LONELY NUMBER/ DON'T GET AROUND MUCH ANYMORE/ RAINY DAY/ BUT NOT FOR ME/ JELLY JELLY BLUES/ WHEN YOUR LOVER HAS GONE/ B面/ WHO'S SORRY NOW/ DON'T TAKE YOUR LOVE FROM ME/ IF I HAD YOU/ SOMKING MY SAD CIGARETTE/ THAT OLD FEELING/ ONE FROM MY BABY/