Oscar Peterson

英VERVE盤でOscar Petersonの“THE VOCAL STYLING OF OSCAR PETERSON”1953録音・レコード重量140g
アルバムのタイトルを見てお判りと思いますが、ピーターソンの歌盤です。私が初めてピーターソンの歌を聴いたのは学生の時に購入したLIMELIGHT原盤の国内FONTANA盤で“BLUES ETUDE”の中に1曲だけ歌入りで収録されている“IT'S ONLY A PAPER MOON”が初めてでした。その時はナットキングコールによく似てるなぁと思った程度です。後年、何かの本かライナーノートかハッキリしませんがピーターソンとコールは仲が良く、ある時(この時期が記憶曖昧です)に共演した時に二人で話が弾みピーターソンは以後ピアノだけ、コールは以後ピアノは弾かず歌に専念すると、二人で約束したと言う記事を読んだ記憶があります。その記事を読んでからナットキングコールトリオでコールがピアノを弾いているアルバムとピーターソンがまだ歌っている本アルバムをそそくさと買いにいったのです。このアルバムのピーターソンの歌を聴けばどなたでもお判りだと思いますが、彼は確かに上手いし声も悪くありませんが、当時のアメリカでジャズシンガーという職についている者ならばある程度のピアノは弾ける人がザラに存在していたわけですから、その時のピーターソンとコールの二人の選択が間違っていなかったんだなと今になるとそのように思えます。
収録曲
A面
1, I'M GLAD THERE IS YOU
2, POLKA DOTS AND MOONBEAMS
3, ONE FOR MY BABY
4, I HEAR MUSIC
5, AUTUMN IN NEW YORK
6, I CAN'T GIVE YOU ANY THING BUT LOVE
B面
1, THESE FOOLISH THINGS
2, FROM THIS MOMENT ON
3, THE THINGS WE DID LAST SUMMER
4, TOO MARVELLOUS FOR WORDS
5, BUT NOT FOR ME
6, SPRING IS HERE